GUIDANCE
発達障害の指導
発達障害を知る
まずは「知る」ことから
ひとくちに発達障害、といっても特性はさまざまです。
苦手な特徴が目立つため、誤解をされやすく、叱られたり、からかわれる、といったことが起こりやすくなります。
実際は、苦手な特徴と優れた特徴のばらつきが大きい、得意なところはかなり能力が高い子も多い、というのが事実です。
発達障害とは
聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するのが苦手
LD(学習障害)
Learning Disability
LDとは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものです。
不注意、多動性、衝動性を特徴とする行動が目立つ
ADHD(注意欠如・多動性障害)
Attention Deficit Hyperactivity Disorder,ADHD
ADHDとは、発達階段に不釣り合いな、不注意や多動性、衝動性を特徴とする行動の障害です。脳などの中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されています。
コミュニケーションが苦手でこだわりが強い
高機能自閉症(アスペルガー症候群)
Asperger Syndrome,AS
高機能自閉症(アスペルガー症候群)とは、社会性・興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害です。総合的なIQが知的障害域でないことが多いため「知的障害がない自閉症」として扱われることも多いです。
広汎性発達障害
PDD
❶ ❷
注意欠陥多動性障害
ADHD
❸
知的障害
学習障害
LD
❹
トゥレット症候群
❷
-
チック症
-
不注意
-
多動、多弁
-
衝動性
❸
-
読み、書き、計算、推論などの特定の能力が他の発達に比べて極端に低い
❹
ASD
❶
◆自閉症スペクトラム
◆アスペルガー症候群
-
コミュニケーションの障害
-
社会性、対人関係の障害
-
想像力の障害(こだわり)
発達障害は自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などに分類され、それらが重なり合っている場合もあります。年齢や環境で変化することから、明確に診断することは大変難しいとされています。
発達障害のお子様に対するTOSの考え方
個性である。という認識
その子自身を知ること
その子は何が得意で何が苦手か。
どういう方法だと理解しやすく理解にしくいか。一人ひとり違う特性を個性と考え柔軟に対応します。
寄り添うこと
発達障害のお子様は、これまでの経験から自分はダメだと自信をなくしていることがあります。
ダメな子ではないこと、苦手なことはどう捉えるのか、自分にあった方法があるということを伝えていきたいと考えます。
苦手なことはその子に
合った方法で訓練すること
学習支援だけでなく、社会生活上の基本的な技能のソーシャルスキルトレーニングやストレスマネジメントなどその子に合ったやり方、すすめ方、捉え方を一緒に探していきます。
TOSでは、一人ひとり違う特性に合わせて経験豊富な家庭教師が対応します。
聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するのが苦手
LD(学習障害)
Learning Disability
自分でやり遂げた経験を積み、自信を取り戻す指導
-
表れる困難は一人ひとり異なるため、それに対応した指導
-
学習支援だけでなく、社会生活上の基本的な技能、ソーシャルスキルトレーニングやストレスマネジメントの学習も同時に行う
不注意、多動性、衝動性を特徴とする行動が目立つ
ADHD(注意欠如・多動性障害)
Attention Deficit Hyperactivity Disorder,ADHD
みずからが困難を克服していく力を育む
-
余分な刺激を抑制した状況で課題に集中して取り組むことを繰り返す指導を行う
-
学習支援だけでなく、社会生活上の基本的な技能、ソーシャルスキルトレーニングやストレスマネジメントの学習も同時に行う
コミュニケーションが苦手でこだわりが強い
高機能自閉症(アスペルガー症候群)
Asperger Syndrome,AS
人どのように感じて反応すると自然なのかを学ぶ
-
ある状況で、人はどのように感じて反応すると自然なのかを学ぶため、人のかかわり方についてソーシャルスキルトレーニングを行う。